LINEで日程調整する3つの方法|投票・スケジュール・外部ツール比較
グループLINEに日程の相談を投げたのに、既読だけが増えて誰も答えない。あの沈黙を避けるための記事です。
グループLINEで日程調整するやり方を、①LINEの投票機能 ②LINEスケジュール ③外部ツールのURL共有の3パターンに分けて、手順と向き不向きを比較します。先に使い分けだけ書いておくと、日付だけ決めるなら②、時間や店まで決めるなら①、回答を早く確実に集めたいなら③です。
候補日を出さずに聞くと、何が起きるか
まずAさんが「来週なら大体いける」と答えます。Bさんは「15日以外なら」、Cさんはスタンプだけ。この時点で幹事は、全員の条件を頭の中で突き合わせる係になっています。5人を超えたら、もう無理です。
しかも自由回答は「誰がまだ答えていないか」が一目で分からないので、催促もしづらい。結局幹事が「じゃあ18日で!」と独断で決めて、あとから「その日は無理って言ったじゃん」が飛んでくる。
抜け出すには、日程を質問ではなく選択肢にすることです。幹事が候補日を並べ、全員が同じ選択肢に◯や×をつければ、集計は勝手に終わります。この仕組みの作り方が、LINEでは3パターンあります。
方法①: LINEの投票機能で決める
グループトークに投票を立てて、行ける日を選んでもらう方法です。日程専用の機能ではありませんが、そのぶん自由度があります。
手順(2026年7月時点)
- グループトークで「+」→「投票」→「投票を作成」をタップ
- 質問内容を入力。選択肢の形式は「テキスト」か「日付」を選べる
- 回答の締め切り日や複数選択の可否、匿名にするかなどを設定して完了
ポイントは、選択肢をテキスト形式にすると「7/18(土) 19:00〜」のように時間まで書けること。LINEスケジュールは日付しか選べないので、「昼の部と夜の部どっちにする?」のような調整は投票のほうが向いています。
向き・不向き
- 向いている: 時間帯まで決めたい/締め切り日を設定したい/「店はどこがいい?」など日程以外の多数決もついでに取りたい
- 向いていない: 「行けるかも」の中間回答を拾いたいとき(投票は選ぶか選ばないかしかない)/LINEグループにいない人を混ぜたいとき
方法②: LINEスケジュール(トークの日程調整)で決める
LINE公式の日程調整専用機能です。トークルームから作る「日程調整」と、ホームタブの「サービス」から作る「LINEスケジュール」は中身は同じもので、グループ外の人に送りたいときは後者から作ります。
手順(2026年7月時点)
- グループトークで「+」→「日程調整」をタップ
- イベント名とイベント内容を入力
- 「日程選択」でカレンダーから候補日をタップ
- 「メンバー招待」→「送信」でトークに投稿
受け取った側は「回答する」から候補日ごとに◯△×をつけます。いちばん参加率が高い日は緑色でハイライトされるので、集計は自動です。
向き・不向き
- 向いている: 日付さえ決まればいい飲み会や集まり/全員が同じLINEグループにいる/「行けるかも」の△を拾いたい
- 向いていない: 時間指定ができないので「19時か20時か」は決められない/回答期限の設定や未回答者への自動リマインドがない/LINEを使っていない人は回答できない
※機能の仕様は2026年7月時点でLINE公式ガイドを確認したものです。アップデートで変わる可能性があります。
方法③: 外部ツールで出欠表を作ってURLを貼る
調整さんやディットのような日程調整ツールで出欠表を作り、発行されたURLをグループLINEに貼る方法です。回答する側はURLをタップして名前と出欠を入れるだけ。
手順
- ツールのサイトでイベント名と候補日を入れて出欠表を作る(ディットの場合、入力はこの2つだけです。30秒くらいで終わります)
- 発行されたURLをコピーしてグループLINEに貼る
- 各自がURLから回答。結果は同じURLで全員が見られる
「LINEの外に出るのは面倒がられそう」と思うかもしれませんが、数字を見る限りそんなことはないです。ディットの実測データ(テスト除外済み・2026-07時点)では、回答が付いたグループ1,147件のうち85.4%は作成から1時間以内に最初の回答が入っています。24時間以内なら95.9%。URLを貼ってお茶を淹れている間に1人目が答えてくる速度感です。
注意点は1つだけ。回答者側に会員登録やアプリのインストールを要求するツールを選ばないことです。登録画面が出た瞬間に閉じる人が必ずいます。ツールごとの違いは日程調整ツールのおすすめ比較に、調整さんから乗り換えるなら候補を調整さんの代わりになるツールにまとめてあります。
向き・不向き
向いているのは、LINEグループにいない人が混ざるケースです。URLはメールやSlackにもそのまま貼れます。時間まで入れた候補を作れるツールが多く、候補日が多い場合にも困りません(ディットは最大100個まで)。逆に、どうしてもLINEの中だけで完結させたい場合には不向きです。外部ツールは1タップぶんだけ遠いので。
ちなみにディットは、日程が決まったあとグループのデータを割り勘アプリのwalica(ワリカ)に変換できます。飲み会なら日程調整から精算まで、LINEに貼るURL2本で終わります。
3パターンの早見表
| ①投票 | ②LINEスケジュール | ③外部ツール | |
|---|---|---|---|
| 時間の指定 | テキスト選択肢なら可 | 不可(日付のみ) | 可のツールが多い |
| 締め切りの設定 | 可 | 不可 | ツールによる |
| 「行けるかも」回答 | 不可 | △で可 | 可(ディットは🤔) |
| グループ外の人 | 不可 | 共有可・ただしLINE必須 | URLだけで誰でも回答可 |
| 日程以外の多数決 | 可(店選びなど) | 不可 | ツールによる |
日付だけならLINEスケジュール、時間や店も一緒に決めるなら投票。メンバーがLINEに揃っていないときと、回答を確実に集めたいときは外部ツールにしてください。仕事相手だとそもそもグループLINEを作りにくいこともあるので、その場合はメール調整に切り替えて日程調整メールの例文集を使ってください。
どの方法でも効く、回答が集まる送り方
方法を選んでも、送り方がまずいと回答は集まりません。ディットの実測データ(テスト除外済み・2026-07時点)から、コツを2つ。
候補日は最低4個出す
候補日1〜3個で作られた出欠表は、60.7%が誰にも回答されないまま終わっています。4〜5個に増やすと回答ゼロ率は28.7%。半分以下です。「この2日しかない」と絞って出すより、多少無理めの日も混ぜて4個以上並べたほうが反応は返ってきます。候補が2個しかない出欠表は、その2個とも都合が悪い人にとっては答えようがなく、無反応のまま流れやすくなります。
送るなら木曜。土日は避ける
作成曜日別の平均回答者数は木曜が3.83人で最多でした。いっぽう土曜は1.88人、日曜は1.69人。土日に送ると平日の半分しか反応がありません。週末に届いた通知は、月曜には他のトークに流されて消えます。再来週の飲み会を決めたいなら、投げるのは今週の木曜です。
コピペ用: URLを貼るときの送信文
期限を書き添えるのも忘れずに。そのまま使える文面を置いておきます。
【◯◯の日程調整】
候補日を4つ出しました!この中で来られる日に⭕️(微妙な日は🤔)をお願いします。
締め切りは今週金曜の夜まで🙏
https://(出欠表のURL)
よくある質問
Q. LINEの日程調整(LINEスケジュール)で時間まで指定できますか?
できません。指定できるのは日付だけです(2026年7月時点)。時間まで決めたい場合は、投票機能でテキスト形式の選択肢に「7/18(土) 19:00〜」のように時間を書くか、時間入りの候補を作れる外部ツールを使ってください。
Q. LINEグループに入っていない人にも回答してもらえますか?
LINEスケジュールなら個人宛てに共有できますが、相手がLINEを使っていることが前提です。LINEを使っていない人が混ざるなら、URLをタップするだけで誰でも回答できる外部ツールが確実です。URLはメールやSlackにもそのまま貼れます。
Q. 候補日はいくつ出せばいいですか?
最低4個をおすすめします。ディットの実測データ(テスト除外済み・2026-07時点)では、候補日1〜3個のグループは60.7%が誰にも回答されないまま終わっており、4〜5個にするとゼロ率は28.7%まで下がります。