日程調整ツールおすすめ5選|無料・登録不要を幹事目線で正直に比較
「日程調整 ツール おすすめ」で検索すると、20個近いツールを並べた記事がずらっと出てきます。そんなに要りません。無料で使える定番5つ(調整さん・伝助・LINEスケジュール・TimeRex・ディット)を知っていれば、幹事の日程調整はほぼカバーできます。
この記事では5ツールを「登録要否・広告・スマホUI・カレンダー連携・回答のしやすさ」の5軸で比較し、最後に社内MTG・飲み会・大人数イベントの用途別おすすめを出します。
先に断っておくと、ディットはこのブログの運営元(合同会社エムツー)が作っているサービスです。だからこそ「全部ディットが1位」みたいな比較はやりません。他の4つが向いている場面は、そのまま書きます。
主要5ツール比較表
| ツール | 登録 | 広告 | スマホでの使い勝手 | カレンダー連携 | 回答方法 |
|---|---|---|---|---|---|
| 調整さん | 不要 | あり※1 | ブラウザ+公式アプリ | なし | ○△× |
| 伝助 | 不要 | あり | ブラウザ(画面は昔ながら) | なし | ○△×+コメント |
| LINEスケジュール | LINE必須 | なし | LINEアプリ内で完結 | なし | ○△× |
| TimeRex | 主催者は必要 | なし | ブラウザ | Google/Outlook | 空き枠から選ぶ |
| ディット | 不要 | なし | ブラウザ(スマホ最適化) | 確定後にGoogleカレンダー招待 | ⭕️🤔✖️+コメント |
※1 有料の「調整さんビジネス」に広告非表示機能があるため、無料版では広告が表示されます。機能はいずれも2026年7月時点で各公式サイト・ヘルプを確認した内容です。仕様は変わることがあるので、導入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
選ぶ基準は「回答する側のハードル」がほぼすべて
幹事側の管理機能は、どのツールでも足ります。差が出るのは回答する側です。アプリのインストールや会員登録を求めた瞬間、回答率は目に見えて落ちます。「登録してまで答えたくない」という人は想像より多いです。
なので比較の軸は、主催側の多機能さではなく「相手がどれだけ楽に答えられるか」に置きました。登録不要で使えるツールだけを深掘りした記事は登録不要の日程調整ツールまとめに分けてあります。
調整さん — 説明不要の定番。迷ったらまずこれ
2006年から続く老舗で、公式サイトによると月間利用者数は500万人(2023年3月時点)。イベント名と候補日を入れるとURLが1本できるので、あとはそれを共有するだけ。回答は○△×の3択で、作る側も答える側も登録は要りません。
一番の武器は知名度です。「調整さんで送るね」で話が通じるので、使い方をいちいち説明しなくて済みます。スマホは公式アプリもあり、出欠入力の通知を受け取れます。
一方で、無料版はページに広告が表示されます(広告非表示は有料の「調整さんビジネス」の機能です)。外部カレンダーとの連携機能もありません。広告や機能面で別のツールを探している人向けには調整さんの代わりになるツールという記事を書いています。
伝助 — 大人数の出欠表と細かい設定に強い
こちらも登録不要・無料。回答は○△×のボタンとコメント欄で、出欠の登録をメールで通知してくれたり、出欠表にパスワード保護をかけられたりと、調整さんにない持ち味があります。そのぶん画面は昔ながらで広告も入るため、サクッと飲み会の日程だけ決めたい人には重たく、数十人規模のイベントを細かく管理したい幹事に向くツールです。
LINEスケジュール — グループLINEだけで完結させたいなら
LINEのトークルームで「+」→「日程調整」を選ぶだけで出欠表が作れます。アプリの追加もURLの共有も不要、回答は○△×で、参加率の高い日が緑で目立つ表示になります。メンバー全員とLINEでつながっているならこれがいちばん速い一方、つながっていない相手(社外の人、連絡先を知らない友人の友人)は回答に参加できませんし、候補が日付単位なので「同じ日の19時と20時」のような時間帯の選択肢も作れません。トーク画面での具体的な手順はLINEで日程調整する方法で解説しています。
TimeRex — 社外との1対1調整はこれが速い
TimeRexだけは仕組みがまるで別物です。GoogleカレンダーやOutlook予定表とリアルタイムに連携し、自分の空き時間から日程候補を自動でリストアップして、相手はその中から都合のいい枠を選びます。日程が確定するとZoomやGoogle MeetのWeb会議URLまで自動発行されます。フリープランは無料です。
商談・面談・面接のような「カレンダーで仕事している人同士の1対1調整」なら、この5つの中で頭ひとつ抜けています。一方で主催者はアカウント登録とカレンダー連携が前提ですし、フリープランでスケジュールを考慮できるのは2人までなので、飲み会の多人数出欠表という使い方には向きません。
ディット — 広告ゼロで、精算までつなげたい幹事向け(自社です)
最後に自社サービスです。ディットは登録不要・無料で広告も出ない出欠表型ツールで、イベント名と候補日を入れるだけなので作成は30秒くらい。URLを共有すれば、相手もアプリ・登録なしで⭕️🤔✖️とコメントで答えられます。出欠登録の人数は無制限、候補日は最大100個まで置けます。
特徴は決めたあとの導線です。回答者がメールアドレスを入れておくと、日程確定後にGoogleカレンダーの招待を送れます。飲み会なら、グループのデータをそのまま割り勘アプリのwalica(ワリカ)に変換して、立て替えの精算まで同じメンバーで進められます(ディットと同じ開発者が作っています)。
知名度は調整さんに遠く及ばないので、「ディットで送るね」はまだ通じません。TimeRexのような空き時間の自動抽出もないので、カレンダー連携ありきのビジネス調整なら素直にTimeRexをおすすめします。
どのツールを使うにせよ、回答が集まる出欠表には共通点がある
ツール選びと同じくらい効くのが、候補日の出し方です。ディットの実測データ(テスト除外済み・2026-07時点、2024年11月からの全期間)で、候補日の数と「誰にも回答されずに終わる率」を集計した結果が、この表です。
| 候補日の数 | 回答ゼロで終わる率 |
|---|---|
| 1〜3個 | 60.7% |
| 4〜5個 | 28.7% |
候補日1〜3個だと6割が回答ゼロのまま終わりますが、4個以上にするだけで3割弱まで落ちます。まめな幹事ほど候補日も多い、という偏りを含んだ数字ではあるにせよ、最低4個を目安にする理由としては十分です。
同じ実測データでは、回答が付いたグループ(n=1,147)の85.4%は作成から1時間以内に最初の回答が入り、95.9%は24時間以内に入っています。
どのツールにするか迷って表を作らずに寝かせる時間が、いちばんもったいないです。
用途別おすすめ: 社内MTG・飲み会・大人数イベント
社内MTG・社外との商談
全員がカレンダーを几帳面に埋めている職場ならTimeRexです。空き時間の自動抽出と会議URLの自動発行で、調整のやり取り自体が消えます。カレンダー文化が根付いていない職場なら、出欠表型(調整さんかディット)で候補日を投げたほうが早いです。
飲み会・ランチ
全員が同じLINEグループにいるならLINEスケジュール、そうでなければ調整さんかディットのURL共有が確実です。精算まで見据えるならwalicaにつながるディットが楽です。日程が決まったあとの店選びや当日までの段取りは飲み会幹事のやることリストにまとめてあります。
大人数イベント(数十人規模)
伝助かディットです。パスワード保護や細かい設定で管理したいなら伝助、参加者に広告なしのすっきりした画面で答えてほしい・人数無制限で受けたいならディット、という分かれ方になります。
よくある質問
Q. 結局どれを使えばいい?
社外との1対1調整ならカレンダー連携があるTimeRex、メンバー全員とLINEでつながっているならLINEスケジュールが速いです。飲み会やイベントの出欠表なら、登録不要のURL共有型である調整さんかディットが無難です。広告が気になる場に貼るならディット、知名度で選ぶなら調整さんです。
Q. 登録なしで使えるツールはどれ?
調整さん・伝助・ディットは、作る側も答える側も会員登録なしで使えます。LINEスケジュールはLINEアカウントが前提で、TimeRexは主催者側にアカウント登録とカレンダー連携が必要です(2026年7月時点)。
Q. 候補日はいくつ用意すればいい?
最低4個をおすすめします。ディットの実測データ(テスト除外済み・2026-07時点)では、候補日1〜3個のグループは60.7%が誰にも回答されないまま終わりますが、4〜5個にすると28.7%まで下がります。どのツールを使う場合でも、候補日の絞りすぎは損です。