忘年会の会費相場はいくら?人数・場所別の決め方と集め方
忘年会の店も人数もまだ決まっていないのに、「で、会費いくら?」とだけ聞かれて困ったことはありませんか?
調べてみても4,000円から6,000円まで幅があって、結局いくらと書けばいいのか決めきれないですよね。
今回は、幹事を任されて会費で止まっている人に向けて、金額の決め方と案内の書き方をご紹介します。
いま、どこで止まっていますか
会費を決める作業は、人数が決まる前と後で中身が変わります。自分の段階から読んでください。
| いまの状況 | 読むところ |
|---|---|
| いくらと書けばいいか分からない | 会費相場はいくら? |
| 実際いくら払われているか知りたい | 実際に割り勘された金額 |
| 会社が補助を出すか知らない | まず上司に3つ聞く |
| 人数がまだ決まらない | 仮会費で出す |
| 人数を早く固めたい | 人数を固める |
| 人数が決まった | 見積もりから決める4段階 |
| 金額は決めた | 端数・上司・欠席者の判断表 |
忘年会の会費相場はいくら?
案内に書くなら5,000円前後です。世間の相場は4,000〜6,000円が中心で、その真ん中にあたります。
出典: ぐるなび通信「2025年忘年会消費者調査」pro.gnavi.co.jp/ホットペッパーグルメ外食総研2023年11月調査・ぐるなび消費者調査2024年9月調査を引用したtime-sharing.jp
調査では会社の忘年会の平均が4,445円、プライベートが5,085円。ただし同じ人数でも店やコースで総額は変わります。
去年の会費を使い回さず、今年の見積もりから決めてください。
実際に割り勘された金額は、いくらだったか
上の相場は「いくらを予算にしているか」を聞いた調査です。実際に払われた金額は、割り勘の記録から見えます。
会の規模で、はっきり変わります。人数が多いほど1人あたりは安くなります。
2〜3人と20人以上では、2倍近い開きがあります。規模の見当がつかないまま会費だけ先に決めると、この幅のどこに着地するか読めません。
金額は年々上がってもいます。
去年の会費をそのまま使い回すと、今年は足りません。3年で1,000円ほど上がっています。
Walica はディットと同じ開発者が作っている割り勘アプリです。ここでの金額は「割り勘の対象になった費用」なので、現金で各自から集めたぶんや、店での個別会計は入っていません。
まず上司に3つ聞く
先に上司へ3つ聞きます。ここを飛ばして店を押さえると、あとで「会社から補助が出るぞ」と言われて計算をやり直すことになります。
- 会社からお金が出るか。出るなら、いくら出るか
- 1人あたりの上限。いくらまでなら通るか
- 役職者の会費を変えるか。多めに集める慣習があるか
そのまま送れる文面です。
お疲れさまです。今年の忘年会の幹事をやることになりました。
先に3点だけ確認させてください。
・会社からの補助は出ますか(出る場合は金額も)
・1人あたりの上限はいくらで考えればよいですか
・部長・課長のぶんは、一般と同じ金額でよいですか
「特に決まりはない」「任せる」と返ってきたら、全員同じ金額で5,000円前後。役職者も同額でかまいません。
▶ 補助が出るなら、見積もり総額から先に引いてから人数で割ります。金額が決まる前に案内を出すと、あとで会費を変えることになります。
人数が決まる前に案内するなら、仮会費で出す
「で、会費いくら?」と聞かれます。人数が決まるまで答えようがないのに、参加するかを決めるには金額が要ります。
だから仮の金額を先に出して、確定後に差し替えます。
- 一次案内は「5,000円前後を予定」と書く: 出欠表と一緒に送ります
- 締切後に見積もりを確定させる: 人数を店に伝えて、総額を出してもらいます
- 確定した会費を連絡する: 出欠表で答えた人に、金額と集め方を送ります
人数の見当がついているなら、相場(4,000〜6,000円)の中で下を目安にしてください。
- 10人未満: 6,000円前後
- 10〜19人: 5,500円前後
- 20人以上: 5,000円前後
大人数向けの宴会プランは1人あたりを抑えたコースが多く、少人数の個室は単価が上がりやすいためです。
▶ あくまで案内を出すための仮の数字です。店の見積もりが出たら差し替えてください。
一次案内は、このまま使えます。会費の欄には、上の目安から選んだ金額を入れてください。
【忘年会のお知らせ】
お疲れさまです。今年の忘年会の日程を決めたいので、下の出欠表から都合の良い日を選んでください。
▶ https://…(ディットのURL)
・会費: ◯,◯◯◯円前後を予定(人数が決まりしだい、確定額を連絡します)
・回答期限: ◯月◯日(◯)
▶ 会費に幅を持たせておくと、あとで確定額が上下しても揉めません。
締切の翌日に「やっぱり行けない」が2人から来ます。頭数が減ったぶん、1人あたりは上がります。
仮会費より500円を超えて上がりそうなら、確定案内を出す前に上司へ相談してください。
会場のグレードを下げるか、そのまま開催するかを決めます。当日いきなり伝えると、出欠を決め直したい人が出てきます。
会費の早見表(見積もり総額と人数から)
見積もりが出たら、あとは人数で割るだけです。電卓を出すのが面倒なら、下から拾ってください。500円単位に切り上げてあります。
8人の場合
| 店の見積もり | 1人あたり |
|---|---|
| 40,000円 | 5,000円 |
| 50,000円 | 6,500円 |
| 60,000円 | 7,500円 |
10人の場合
| 店の見積もり | 1人あたり |
|---|---|
| 50,000円 | 5,000円 |
| 60,000円 | 6,000円 |
| 70,000円 | 7,000円 |
12人の場合
| 店の見積もり | 1人あたり |
|---|---|
| 60,000円 | 5,000円 |
| 70,000円 | 6,000円 |
| 80,000円 | 7,000円 |
15人の場合
| 店の見積もり | 1人あたり |
|---|---|
| 75,000円 | 5,000円 |
| 90,000円 | 6,000円 |
| 105,000円 | 7,000円 |
20人の場合
| 店の見積もり | 1人あたり |
|---|---|
| 100,000円 | 5,000円 |
| 120,000円 | 6,000円 |
| 140,000円 | 7,000円 |
▶ 表にない人数は、総額 ÷ 人数を500円単位に切り上げてください。
人数を固める(日程調整から)
会費の話はここで一度止まります。人数が決まらないと、1円も確定しないからです。
▶ 店選びの軸や問い合わせ文は忘年会のお店の選び方にまとめています。
候補日は多めに、締切は短く
忘年会は、候補日を出してから決まるまでが長引きやすい会です。
ディットの出欠表では、忘年会の候補日は平均で約11個並んでいました。世の幹事はこのくらい出しています。
絞った1つが誰かの✖️に当たると振り出しに戻るので、候補日は多めに並べてください。
店の見積もりから会費を決める4段階
金額を先に決めて店を探すのではありません。店の見積もりを取ってから会費を決めます。
- 店に見積もりを聞く: コース+飲み放題の合計です。3時間制なら3時間分、飲み放題が別料金ならその分も含めます
- 二次会のぶんを上乗せするか決める: 原則は一次会と別会計です。全員が二次会に行く前提のときだけ、1人あたり数百円を足します
- 合計を人数で割る: 見積もり総額(+二次会のぶん)を参加人数で割ります
- 端数を切り上げる: 500円単位が扱いやすいです。余った差額は予備に回します
数字で追うと、次のようになります。仮の数字を使った試算です。
| 8人の例 | |
|---|---|
| 店の見積もり合計 | 42,400円 |
| 人数で割った金額 | 5,300円 |
| 二次会のぶん | +500円(上乗せする) |
| 500円単位に切り上げ | 6,000円 |
| 1人あたりの余り | 200円 |
| 余りの合計 | 1,600円 |
| 12人の例 | |
|---|---|
| 店の見積もり合計 | 58,800円 |
| 人数で割った金額 | 4,900円 |
| 二次会のぶん | ±0円(上乗せしない) |
| 500円単位に切り上げ | 5,000円 |
| 1人あたりの余り | 100円 |
| 余りの合計 | 1,200円 |
余ったお金は、次回の準備金や当日の予備に回す前提で計算しています。お通し代の変動や追加オーダーに使えます。
会社の会なら、余りの使い道を案内に一言書いておくと、あとで聞かれません。
「会費6,000円(お釣りが出ないようご協力ください)」と書けば、当日の釣り銭も要りません。
会社の補助が出るときの計算
補助が出て、しかも部長から多めに取る場合です。この2つが重なると計算が一段増えます。数字で追ってみます。
部長も基礎の会費は払います。そのうえに2,000円を足した金額です。
案内に書くのは、下の2枚(一般3,500円・部長5,500円)だけです。途中の計算まで載せる必要はありません。
端数・上司負担・欠席者・主賓の判断表
幹事が消耗するのは金額そのものより、「部長からいくら取るか」のほうです。当日その場で考えると、だいたい揉めます。
| 場面 | 選べる対応 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 端数が出た | 切り上げて予備にする/端数分を幹事が持つ/次回に繰り越す | 数百円なら切り上げが扱いやすく、千円単位なら繰り越しも検討 |
| 上司・年配者の会費 | 全員同じ金額にする/多めに集める | 役職者が少人数なら同じ金額でも負担感は薄い。変えるなら金額を案内に明記する |
| 事前に分かっている欠席 | 会費は請求しない | 店へのキャンセル料が発生していなければ請求する根拠がない |
| 当日欠席・ドタキャン | 店のキャンセル料相当のみ請求 | 予約時点で店のキャンセル規定(前日◯%等)を確認しておく |
| 主賓・特別ゲスト | 会費を免除または半額にする | 送別や表彰など主役が明確な会に限る。通常の忘年会では設定しないことも多い |
会費が決まったあと
集め方(現金・事前送金・キャッシュレス)と釣り銭のコツは飲み会の会費の集め方へ。
幹事の仕事の全体像は忘年会幹事のやることリスト完全版で確認できます。
忘年会の準備全体は飲み会幹事のやることリストにもまとめてあります。
コピペ用: 忘年会 会費決定チェックリスト
- 上司に、会社の補助・上限・役職者の会費を確認する
- 候補日を出して出欠表を共有し、参加人数を確定させる
- 店にコース+飲み放題の見積もりを依頼する(3時間制か、延長ありかを確認)
- 二次会のぶんを上乗せするか決める
- 見積もり合計を人数で割り、500円単位に切り上げる
- 余ったお金の使い道(予備/幹事負担/繰越)を決める
- 上司・年配者の会費を同じにするか、変えるかを決める
- 欠席・ドタキャンの会費ルールを案内文に明記する
- 会費と集金方法(現金/事前送金/キャッシュレス)を案内に書く
- 会のあと、立て替えを精算して会計報告を送る
よくある質問
Q. 忘年会の会費相場はいくらですか?
4,000〜6,000円が中心です。案内に書くなら5,000円前後にしておけば、上にも下にも動かせます。
実際の金額は店の見積もりと人数で決まるので、相場は「そのあたりから外れていないか」の確認に使ってください。
Q. 人数がまだ決まっていません。会費は何と書けばいい?
「5,000円前後を予定(人数が決まりしだい、確定額を連絡します)」と書いてください。
出欠表と一緒に送り、締切後に確定した金額をあらためて連絡します。
Q. 上司の会費はどうする?
全員同じ金額にするか、役職者から多めに集めるかは、職場の慣習によります。
多めに集めるなら「若手を少し安く、管理職以上は正規額」のように線引きを先に決めます。
当日その場で伝えると不満が出やすいので、案内文に金額を書いておきます。
Q. 欠席者の会費はどうする?
事前に欠席が分かっている人には請求しないのが基本です。
当日欠席で店にキャンセル料がかかる場合は、その分だけ本人に負担してもらうのが一般的です。
このルールは会費の案内と同時に伝えておくと揉めません。
Q. 会費の端数はどう処理する?
500円単位に切り上げて、余った分を次回や当日の予備に回す方法が扱いやすいです。
切り上げた差額を幹事が持つか予備にするかも、先に決めておくと精算で迷いません。