同期会の日程調整|連絡先バラバラでも決める手順
同期会をやろうという話になったのに、連絡先が分かるのは数人だけ、ということはありませんか?
上下関係がないぶん誰も仕切らず、開催地からして決まらないですよね。
今回は、同期会の幹事になった人に向けて、連絡先集めから日程確定までの進め方をご紹介します。
同期会の準備を8ステップで
| タイミング | やること |
|---|---|
| 準備開始(目安3ヶ月前) | 幹事チーム編成・連絡先収集シートを作成 |
| 2〜3ヶ月前 | 開催地を地域ブロックで多数決 |
| 1〜2ヶ月前 | 「都市+日付」の候補で出欠表を作成 |
| 1ヶ月前 | 正式案内をLINEグループへ送付 |
| 2〜3週間前 | 出欠の締め切り・リマインド |
| 前日 | 会場・時間の再送 |
| 当日 | 受付・進行 |
| 開催後 | 立て替えの精算・写真共有 |
同期会の日程調整が難しい4つの理由
同期会には、学校の同窓会にはない事情が4つ重なります。ここを分けて考えないと、連絡先を集めても開催地の話で止まり、開催地が決まっても日程の話で止まります。
連絡先が入社時のまま止まっている
異動・転職・退職・転居のたびに、連絡手段は本人ごとにバラバラになります。会社の携帯のままの人、個人LINEに切り替えた人、退職して音信不通の人が同じ期に混ざります。
社内メールや社内SNSという共通の連絡網が使えなくなった時点で、探し直しになるのが同期会です。
幹事に「従う理由」がない
学校の同窓会には、卒業年次や恩師という自然な基準があります。同期会は完全に横並びなので、「幹事だから」で誰かが優先的に動く理由がありません。
返事を後回しにしても角が立たないぶん、幹事の催促だけでは動きが鈍くなります。
開催地そのものが合意事項になる
転勤・転職で同期は全国どころか海外にも散らばります。
学校単位の同窓会は地元開催が前提になりやすいのに対し、同期会はまず「どの都市でやるか」から合意を取る必要があります。
子育て世代は土日の予定が直前まで読めない
子育て中の人が多い年代で、子どもの行事や体調で土日の予定は直前まで決まりません。休日の昼だけで候補を組むと、直前に次々と崩れます。平日の夜も入れてください。
ディットの実測データを会の種類で比べると、下のグラフの通り、回答が集まる人数の規模は会の種類でここまで違います。
手順1: 散った連絡先を1枚のシートに集める
連絡先探しは1人でやると終わりません。幹事チーム3人程度で分担し、各メンバーが自分の知っている同期3〜5人ずつを担当して、2週間で埋めるのが現実的な期限です。
| 氏名 | 入社年次/配属 | 現在の連絡手段 | 最終確認日 | 開催地への意見 |
|---|---|---|---|---|
| ◯◯ ◯◯ | 2018卒/営業 | LINE(個人) | 8/10 | 東京希望 |
| ◯◯ ◯◯ | 2018卒/経理 | 未確認 | - | - |
誰の連絡先も分からない同期が残ったら、担当者1人で抱えずに輪を広げます。2週間の期限を切って、次の3つを試してください。
- 前後の期の同期に心当たりを聞く
- 当時同じ部署だった別の同期にたどってもらう
- SNSで名前を検索する
人事や総務に問い合わせても、退職した人の個人情報は開示されないのが普通です。社内の経路に時間をかけすぎないほうが現実的です。
それでも見つからない同期は、表に「不明」と記録したまま次の手順に進みます。全員そろうのを待つと、開催地の合意すら始められません。
連絡先を確認するときは、久しぶりの相手でも身構えさせない一言にします。手順の中で実際に送る文面をそのまま置いておきます。
◯◯期の◯◯です。お久しぶりです。同期で集まる会を企画していて、今も使える連絡先を確認させてください。LINEとメール、どちらが繋がりやすいですか?
手順2: 開催地を決める。地域ブロック→都市+日付の2段階
開催地は一気に都市名を出しても決まりません。まず大まかなブロックで多数決を取り、そのあとで都市を絞ります。
地域の多数決はLINEグループの投票機能で十分です。「関東/関西・中部/その他・オンライン可」のように3つ程度に絞り、回答期限は3日で区切ります。
ここで大枠が決まれば、都市の候補も自然と2〜3個に絞られます。
次に、候補は日付だけでなく「都市+日付」をセットにして出欠表へ並べます。
- 9/12(土)昼 東京
- 9/26(土)昼 名古屋
- 10/3(土)昼 大阪
回答する人は、自分が行ける組み合わせに⭕️🤔✖️をつけます。いちばん⭕️が集まった都市と日付を確定すれば、開催地と日程が同時に決まります。
同点になったときは、幹事や遠方から来る人の⭕️があるほうを優先します。🤔は⭕️に数えず、同点のときだけ判断の材料にします。
「都市+日付」の候補、そのまま出欠表にできます
ディットは登録不要・無料の日程調整ツール。候補を選んでURLをグループLINEに貼るだけ。回答するメンバーもアプリ・登録なしで⭕️🤔✖️を押せます。
無料で出欠表をつくる手順3: 候補日の出し方。平日夜と休日昼を混ぜる
下のグラフの通り、実際に使われている候補日数は人数規模によって傾向が異なります(全体平均は約9.7個)。
経験則としては、同期会が10人を超えそうなら都市込みで6〜8個程度に絞ります。少人数の有志だけの会なら、9〜12個出して幅を持たせて構いません。
候補には休日昼だけでなく平日夜も混ぜます。目安は休日昼2つに対して平日夜1〜2つです。子育て世代は学校行事のない平日夜のほうが、かえって予定を作りやすいことがあります。
平日夜の候補を出すときの考え方は新年会の日程調整でも詳しく書いています。
手順4: 誰も従わない問題を防ぐ。期限の切り方
同期会には「幹事だから従う」が働く序列がありません。だから催促は人からではなく、出欠表の締め切り表示にさせるのが有効です。
下のグラフの通り、最初の反応はとても早いです。出欠表は作ったその日のうちに共有してください。
作った曜日が平日でも土日でも、反応の早さは変わりません。寝かせた日数は、そのまま最初の反応が来るまでの遅れになります。
締切は作成から4〜5日後が目安です。同期会は家族の予定を確認してから返事をする人が多いので、このくらい見ておくと無理なく答えてもらえます。
締切の前日にグループへ一斉の声かけを1回、当日に残っている1〜2人へだけ個別に声をかけます。
出欠表には回答した人だけが並ぶので、手順1の連絡先の表と照らせば、まだ答えていない人をすぐ絞り込めます。個別に聞いても返事が来ないときは、期限の前日で打ち切ります。
打ち切りの目安は、会場へ人数を伝える期限の前日です。それ以降に返事が来た人は人数に含めません。
締切前日(グループ全体へ)
【リマインド】同期会の出欠、まだの方は明日締め切りです。1分で終わるので、まだの方はこちらからお願いします → https://…
締切当日(残った1〜2人へ個別に)
◯◯、まだ出欠表答えてなかったよね?今日締め切りなんだけど、来られそうか教えてもらえる?
そのまま使える案内文例
開催地と日程が決まったら、正式な案内をLINEグループへ送ります。盛り込むのは開催地・出欠表URL・回答期限・会費のめどの4つです。
【◯◯期 同期会のお知らせ】
お疲れ様です、◯◯期の◯◯です。人数がまとまってきたので、同期会をやろうと思います。
・開催地: ◯◯(多数決で決定)
・日程: 下記の出欠表からいちばん都合の良い候補に⭕️🤔✖️をお願いします
▶ https://…(ディットのURL)
・回答期限: ◯月◯日(◯)
・会費: 当日◯◯円程度を予定(開催地決定後にあらためて連絡します)
まだ連絡がついていない同期がいたら、このメッセージを転送してもらえると助かります。
精算は開催後にまとめて
当日の乾杯や進行の基本は、普通の飲み会幹事のやることリストと同じです。
同期会ならではなのは、開催地までの交通費が人によってまったく違うところです。近くの人は数百円でも、遠方の人は新幹線や飛行機代がかかります。
当日の飲食代や会場費を幹事が一括で立て替えると、後から一人ずつ回収する手間がかかります。
立て替えが複数人に分散したときも、割り勘アプリのWalicaへ入力すれば送金先が自動でまとまります。
コピペ用: 同期会幹事チェックリスト
- 幹事チーム3人程度を結成(連絡先担当・開催地担当・お金担当)
- 連絡先収集シートを作成(氏名/入社年次・配属/連絡手段/最終確認日/開催地への意見)
- 各担当が同期3〜5人ずつ連絡先を確認・埋める(期限2週間)
- 連絡先が分からない同期は前後の期やSNSで探し、それでも不明なら「不明」と記録して先に進む
- 開催地の地域ブロックをLINE投票で多数決(期限3日)
- 「都市+日付」を組みにした候補を出欠表で作成
- ⭕️が同点のときは幹事・遠方者の⭕️を優先(🤔は同点時のみ参考にする)
- 候補は休日昼2つに対し平日夜1〜2つを混ぜる
- 10人超なら候補を6〜8個、少人数なら9〜12個に調整
- 正式案内をLINEグループへ送付・出欠表URLを添付
- 締切前日に一斉リマインド・締切当日に残った人へ個別連絡
- それでも返事がない人は、人数連絡期限の前日で判断を打ち切る
- 開催地・日程確定後、会費と当日流れを再送
- 開催後は立て替えをWalicaでまとめて精算
よくある質問
Q. 連絡先が全員そろっていなくても案内を出していい?
そろうのを待たないでください。集まった人数で出欠表と案内を出し、あとから見つかった同期には個別に転送してもらえば十分追いつきます。
連絡先探しは準備の中でいちばん時間が読めません。ここで全体を止めないほうが早く決まります。
Q. 現地に集まれない同期が多いときはオンラインも検討すべき?
全国に散らばっている同期会では、平日の夜のオンライン開催や、現地とオンラインの併用も選択肢に入ります。
子育て世代や遠方の人が多い場合、現地開催にこだわると参加できる人数がかなり絞られます。
Q. 幹事を1人に決められないときはどうする?
1人に背負わせず、幹事を3人ほど立てて連絡先担当・開催地担当・お金担当に分けてください。同期は横並びの関係なので、役割で分けたほうが動きやすくなります。
Q. 子育て世代が多い場合、案内はいつ出すべき?
候補日を出す1〜2ヶ月前に、開催する月や季節感だけ先に伝えて予定を空けてもらってください。学校や園の行事は数ヶ月前から埋まるので、直前に出すと参加できる人が減ります。
同期会の日程調整は、連絡先集め・開催地の合意・候補日調整の3つが同時に走る、幹事仕事の中でも手数の多い部類です。
使うツールを比較したい場合は日程調整ツールの比較記事も参考にしてください。