送別会メッセージ文例20本|色紙に収まる一言30〜50字
送別会の色紙が回ってきたとき、書き出しの一言が思いつかずに困ったことはありませんか?
書けるのは名刺くらいの四角なのに、探して出てくる文例はどれも長すぎます。そのまま書き写すと、枠からはみ出してしまいますよね。
色紙や寄せ書きに一言を頼まれた人に向けて、そのまま使える文例を20本そろえました。
送別会そのものの段取りは歓送迎会幹事のやることリストにまとめています。
文例20本|相手と場面から選んでください
相手が先輩で、退職か異動かも分からないことがあります。そのときは、下の1本をそのまま書き写してください。
理由が分からない先輩へ・空欄は名前だけ(45字)
▶ 退職でも異動でも、直属でなくても使えます。理由に触れていないので、外しようがありません。
▶ 下の文例に出てくる[教わったこと][一緒にやったこと]がどうしても浮かばないときは、「資料の直し方」「困ったときの声のかけ方」「はじめての客先に一緒に行ってもらったこと」のどれかを入れてください。
相手が決まっているなら、退職する上司は文例1、異動は文例2、接点が少ない先輩は文例4です。同期は文例6、後輩は文例10を見てください。
[ ]は自分の言葉に入れ替える場所です。入れる言葉によって、実際の字数は前後します。
上司・先輩へ贈る一言(文例1〜5)
目上の人へは、1行目に相手の名前を置いてください。それだけで書き出しは埋まります。
文例1|退職する上司へ
退職する上司へ(50字)
▶ [教わったこと]には「資料の直し方」「お客様への謝り方」のように、自分だけが書ける一場面を入れてください。
文例2|異動・転勤する上司へ
異動・転勤する上司へ(49字)
▶ 異動はお別れではないので、「またご一緒できる日を」と続きを残す言い方が使えます。
文例3|定年退職する上司へ
定年退職する上司へ(50字)
▶ 定年の方には「これから」を明るく書くのが基本です。「第二の人生」という言い方は、好みが分かれるので無理に使わなくて構いません。
文例4|接点が少なかった上司・先輩へ
接点が少なかった上司・先輩へ(50字)
▶ 無理に思い出を作らないでください。会議で助けられた、挨拶を返してもらえた。その程度で十分に伝わります。
文例5|世話になった直属の先輩へ
世話になった直属の先輩へ(49字)
同僚・同期へ贈る一言(文例6〜9)
同期の欄は、かしこまった言い方だと浮いてしまいます。ふだんの口調のまま、一緒にやったことを1つ入れてください。色紙は何年も残るので、その1つが効きます。
文例6|退職する同期へ
退職する同期へ(48字)
文例7|異動する同僚へ
異動する同僚へ(45字)
文例8|産休・育休に入る同僚へ
産休・育休に入る同僚へ(47字)
▶ 復帰の時期が決まっている人には「戻ってこられる日を待っています」に変えられます。決まっていない人には、復帰を前提にした言い方を置かないほうが安全です。
▶ 出産に関しては、縁起の悪い言葉を避ける習わしがあるとされています。気になる場合は、体をいたわる言葉と「またお会いできる日を」だけにすると迷いません。
文例9|転職して別の道へ進む同僚へ
転職して別の道へ進む同僚へ(48字)
▶ 転職先の社名や退職の理由には触れません。本人が周りに伏せている場合があります。
後輩・部下へ贈る一言(文例10〜12)
後輩には何でも書けそうなのに、ペンを持つと「頑張って」しか出てきません。ほめ言葉を探すのをやめて、助かった場面を1つ書けば終わります。
文例10|退職する後輩へ
退職する後輩へ(44字)
文例11|異動する部下へ
異動する部下へ(47字)
文例12|新しい挑戦に進む後輩へ
新しい挑戦に進む後輩へ(49字)
余白が大きいときの3〜4行版(文例13〜15)
台紙が大きいと、一言だけでは余白が目立ってしまいます。1マスが名刺2枚分あるときは、3〜4行に伸ばしてください。増やすのは真ん中の思い出だけです。
文例13|上司へ(本文3行・呼びかけと署名を入れて82字)
上司へ・3行に伸ばした版
[年数]年間、大変お世話になりました。
[教わったこと]は、今でも仕事のたびに思い出します。
新しい場所でのご活躍を、心よりお祈りしています。
[自分の名前]
文例14|同僚・同期へ(本文3行・呼びかけと署名を入れて83字)
同僚・同期へ・3行に伸ばした版
[部署名]が同じでよかったです。
[一緒にやったこと]のときに助けてもらったこと、ずっと覚えています。
落ち着いたら、また飲みに行きましょう。
[自分の名前]
文例15|後輩・部下へ(本文3行・呼びかけと署名を入れて87字)
後輩・部下へ・3行に伸ばした版
[一緒にやったこと]のときは、本当に助かりました。
[その人らしさ]は、どこへ行っても通用すると思います。
体だけは大事にしてください。またどこかで。
[自分の名前]
▶ 3〜4行に伸ばすときも、1行目の呼びかけと最後の一言は変えません。増やすのは真ん中だけです。
LINEで送るときの文例(文例16〜19)
色紙に間に合わなかった人や、当日どうしても来られない人がいます。その場合はLINEで直接届けます。画面で読む文は、改行を入れて1行を短くすると伝わります。
文例16|個別LINE(退職する先輩へ・当日の夜)
送別会の日の夜に、本人へ送る個別LINE
改めて、[年数]年間ありがとうございました。
[教わったこと]、ずっと覚えています。
落ち着いたら、またごはん行きましょう
文例17|グループLINEで一言を集めるとき(幹事から)
色紙を回す前に、グループLINEへ流す投稿
1人2〜3行で大丈夫です。迷ったらこの順で書いてください。
・呼びかけ+ありがとう
・一緒にやったこと1つ
・これからへの一言
書いたら次の人に回してください
▶ 書き方の型を先に配ると、色紙が止まりにくくなります。回覧の順番と締切の決め方は寄せ書きの書き方と回し方にまとめました。
文例18|送別会のあと、本人へ送るLINE
翌日に、本人へ送る個別LINE
色紙、みんなで書きました。時間のあるときに読んでください。
[異動先]でのご活躍を、みんなで応援しています
文例19|オンライン送別会のチャットに流す一言
退出前に、オンラインのチャットへ貼る一言
[助けられたこと]に何度も救われました。
またどこかでご一緒できますように
▶ オンラインでは、声を出せる人が限られます。チャットに一言を残してもらうと、全員分の言葉が本人の手元に残ります。
書き出しに詰まったときの穴埋め(文例20)
何を書くか決めずに書き始めると、「お世話になりました」だけで手が止まります。先に3つの箱を用意して、上から順に埋めてください。
▶ 送別会のメッセージは感謝と応援の2つでまとめると収まりがよい、という言い方をよく見かけます。下の型は、そのあいだに自分だけが書ける一場面を挟んだ形です。
| 埋める順 | 入れるもの |
|---|---|
| 1行目 | 相手の名前+「ありがとうございました」 |
| 2行目 | 自分だけが書ける一場面(いつ・何を助けられたか) |
| 3行目 | これからへの一言(お元気で/応援しています) |
2行目だけが、自分にしか書けない場所です。ここが思いつかないときは、その人と最後に交わした会話を思い出してください。
文例20|穴埋め式(そのまま置き換えるだけ)
どの相手にも使える型
[一緒にやった場面]が忘れられません。
[これからへの一言]
▶ 埋めた例: 「田村さん、3年間ありがとうございました。はじめての客先に一緒に行ってもらった日が忘れられません。新しい部署でもお体に気をつけて」
- 相手の名前を1行目に入れたか
- [ ]が残っていないか
- 退職の理由や転職先に触れていないか
- 目上の人に「ご苦労さま」「頑張って」を使っていないか
- 紙に下書きしてから、色紙に書いたか
自分が色紙を回す番になったときは、締切の引き方と止まったときの対処を寄せ書きの書き方と回し方にまとめてあります。
締切は送別会の日が決まらないと引けません。日程がまだなら、先に出欠を取ってしまうほうが早いです。
色紙を買った会は8人前後です
もっと書きたいのに、隣の人の文字とぶつかって入りきりません。色紙で起きるのは、たいていこれです。
割り勘アプリWalicaの記録を見ると、送別会で色紙や寄せ書きの代金を立て替えたグループは、8人前後が中心でした。
出典: 割り勘アプリWalica(ディットと同じ開発者が運営)の実測データ(送別会系グループの立て替え記録・2024年以降・寄せ書き・色紙1,497件)。数えているのは代金を精算した人数で、色紙に書いた人数とは限りません。グループ人数は半数が5〜11人のあいだに入ります。
8人で均等に書くレイアウトなら、単純計算で1人あたり8分の1です。名刺くらいの四角、と考えるとちょうど合います。
この記事の文例は、その広さに収まるよう30〜50字でそろえました。
| 書く場所 | 長さの目安 |
|---|---|
| 色紙の1マス(8人前後で書く場合) | 30〜50字 |
| 台紙が大きく、1マスが広いとき | 80〜120字(3〜4行) |
| LINE・チャット | 3〜4行(1行は20字前後) |
長い文章を用意しても、書く場所がありません。言葉を選ぶ前に長さを決めるほうが、結局は早く終わります。
避けたい言い方と、置き換え
「ご苦労さまでした」と「頑張ってください」は、目上の人には避けたほうがよいとよく言われます。はっきりした出どころのある話ではありませんが、気にする人はいます。
迷ったら、下の言い方に置き換えてください。
| 避けたい言い方 | 置き換え |
|---|---|
| ご苦労さまでした(目上の人へ) | お疲れさまでした/ありがとうございました |
| 頑張ってください(目上の人へ) | 陰ながら応援しております |
| 退職の理由や転職先に触れる | 触れずに、感謝と応援だけを書く |
| 産休に入る人へ、復帰時期を前提にした言葉 | またお会いできる日を |
色紙は本人だけでなく、その家族が見ることもあります。社内でしか通じない冗談は、書く前に一度読み返してください。
よくある質問
Q. 送別会に出られません。メッセージだけ送っても失礼になりませんか?
失礼にはなりません。当日に渡す色紙へ一言を残すか、送別会の翌日に本人へ直接送ってください。文面は文例18がそのまま使えます。
Q. 色紙はいつ渡すのがいいですか?
送別会の終盤、本人の挨拶の前に渡すのが一般的です。進行の順番は送別会の挨拶の順番と文例にまとめました。
Q. 全員分を集めるのに、何日みておけばいいですか?
回覧は途中で必ず止まるので、送別会の1週間前を締切にしてください。回し方と止まったときの対処は寄せ書きの書き方と回し方にあります。
Q. メッセージに餞別やプレゼントの金額を書いてもいいですか?
金額は書きません。色紙は本人が人前で開くことがあるからです。プレゼント代の目安は送別会プレゼントの相場にまとめています。