忘年会はいつやる?12月の候補日は第3週に集中【実測】
忘年会をいつやるか迷っているなら、12月の第3週(15〜21日)が第一候補です。ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ・n=376)では、12月の候補日のうち31.4%がこの週に集まっていました。ただし同じ週を狙う幹事がいちばん多い週でもあるので、店の確保だけは他の週より前倒しになります。
12月の候補日を週別に見ると、第3週が31.4%で最多
「忘年会は12月中旬」という言い方は、宴会場を運営する会社の解説記事でもよく見かけます(ginza-cruise.co.jp、keihin-park.com)。ただしそこで示されるのは「2週目〜3週目」といった幅で、どちらが多いのかまでは書かれていません。ディットに実際に登録された12月の候補日376個を週で割ると、次のようになりました。
| 週 | 期間 | 割合 | 幹事にとっての意味 |
|---|---|---|---|
| 第1週 | 1〜7日 | 11.4% | まだ忘年会の空気になりきらない。その分、店は選べる |
| 第2週 | 8〜14日 | 25.0% | 第3週が押さえられなかったときの受け皿になる週 |
| 第3週 | 15〜21日 | 31.4% | 最多。人は集まりやすいが、店の取り合いも最も激しい |
| 第4週 | 22〜28日 | 22.1% | クリスマスと年末進行に挟まれ、欠席理由が増える |
| 第5週 | 29〜31日 | 10.1% | 帰省と店の年末休業が重なり、候補に挙げにくい |
出典: ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ・n=376)
第2週から第4週を足すと78.5%です。12月の忘年会は、ほぼこの3週間に押し込まれています。第1週と第5週に置かれた候補日は、それぞれ全体の1割ほどです。
この偏りは、店の空き状況にそのまま跳ね返ります。第3週の金曜に断られたとき、次に電話をかける店も同じ第3週の金曜が埋まっている確率が高いです。候補日が集中している週は、代替案まで同時に潰れます。人数が30人を超えるなら、この構造はさらに厳しくなります。大人数で入れる店の総数がそもそも少ないためで、条件の詰め方は忘年会の大人数のお店選びにまとめています。
忘年会の候補日は81.4%が平日
週が決まったら次は曜日ですが、ここで「忘年会は金曜か土曜にやるもの」と考えると候補が足りなくなります。ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ)では、12月の候補日376個のうち306個(81.4%)が平日でした。土曜は37個、日曜は33個です。
1週間のうち平日は5日なので、日付を無作為に選んでも平日は7割ほどになる計算です。実測の81.4%はそれより高く、平日に寄せて候補を出す幹事が多いことになります。会社の忘年会は業務の延長として夕方から始められる一方、土日は家族の予定や他の予定と正面からぶつかるからです。
翌日が休みの金曜が人気とする解説はよく見かけます(ginza-cruise.co.jp、jpnculture.net)。ただ、金曜だけを3週分並べる出し方をすると、1人が1つ予定を持っているだけでその週の選択肢が消えます。忘年会の日程調整を最短でまとめる手順で扱っているとおり、水曜と木曜を混ぜておけば、金曜が埋まっている人を拾えます。
12月で外したほうがいい日
「クリスマスと年末は避ける」で終わらせると、実際に候補表を作るときに手が止まります。
| 外す日 | なぜ外すか |
|---|---|
| 12月24日・25日 | 家族や恋人の予定と真正面からぶつかる。店側もクリスマス営業で通常の宴会プランを止めることがある |
| 12月26〜28日 | 年末進行の追い込みと重なる。12月下旬は繁忙期で出席率が落ちるため避けられる傾向があるとされている(catering-selection.jp) |
| 12月29〜31日 | 帰省が始まり、同時に年末休業に入る店が増える。参加できる人と開いている店が両方減る |
| 自社の月末締め日・月初の締め切り | 経理や営業が残業に入る。特定部署だけごっそり欠席になる |
| 給料日前(多くの会社では20〜24日ごろ) | 会費の負担感がいちばん強い時期。当日の集金も渋られやすい |
| 月曜・火曜の夜 | 翌日以降も平日が続くため、参加そのものと二次会のハードルが上がる |
| 繁忙ピークが読める部署の山場(決算・棚卸し・納品日) | 主役級のメンバーが揃わないまま日が確定してしまう |
この基準で12月を削ると、残るのは第2週から第4週前半の水曜・木曜・金曜あたりです。第3週の金曜が最有力になるのは、避ける条件を機械的に当てはめた結果でもあります。だからこそ同じ日に他社も集まります。
少数派の第1週・第5週を選ぶとどうなるか
候補日の分布で見ると、第1週は11.4%、第5週は10.1%です。第2週から第4週に8割が集まる裏で、この2週を候補に入れている幹事は少数にとどまります。避ける幹事が多いぶん、店の側には枠が残っています。
第1週(1〜7日)は、忘年会の空気になりきる前の時期です。参加者側も12月の予定がまだ埋まっておらず、店は通常営業のプランで受けてくれることがあります。年内の締め切りに追われる前なので、残業で欠席という理由も出にくくなります。難点は、11月中に日程を確定させないと間に合わないことです。
第5週(29〜31日)は、帰省と店の年末休業が重なるため、多くの会では現実的ではありません。ただし、年内の最終営業日をそのまま打ち上げにする形なら成立します。この場合は忘年会というより「仕事納めのあとの一杯」として、短時間で組むほうが集まります。
第3週が押さえられなかったときの現実的な移動先は、第2週か第4週の前半です。この2つで47.1%を占めており、店の側もこの時期は忘年会向けのプランを用意しています。第1週まで下げるなら、日程の確定を1ヶ月前倒しする覚悟が要ります。
開催週を決めてからの逆算メモ
開催週が変われば、出欠表を出す時期も店に電話する時期も丸ごとずれます。
| 開催週 | 出欠表を共有 | 出欠の締切 | 店の予約 |
|---|---|---|---|
| 第2週(8〜14日) | 10月下旬〜11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月上旬までに仮予約 |
| 第3週(15〜21日) | 10月下旬〜11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月中旬まで。30人超や個室希望なら10月中に仮押さえ |
| 第4週(22〜28日) | 11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月中旬〜下旬 |
締切を短く置いているのは、回答の多くが共有した直後に届くからです。1週間空けても、最後の数人はリマインドしないと動かないことが多くなります。浮いた日数を店の確保に回すほうが、第3週開催では効きます。締切の書き方と店の予約時期の詳細は、忘年会幹事のスケジュールと忘年会の予約はいつから?に分けてまとめています。
第1週や第5週を狙う場合は、この表を1週間ずつずらすだけでは足りません。第1週は12月に入る前に日程を固める必要があり、第5週は候補として挙げる人が少ない代わりに、他の週で埋まった店の残り枠を取り合う形になります。
日程を動かす幹事は11月に集中する
いつ開催するかと同じくらい効くのが、いつ動き出すかです。ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ)では、忘年会の出欠表が作られた月は10月が約12%、11月が約56%、12月が約32%でした。
| 出欠表を作った月 | 割合 |
|---|---|
| 10月 | 約12% |
| 11月 | 約56% |
| 12月 | 約32% |
出典: ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ)
半数を超える幹事が11月に候補日を出しています。11月に動けば標準的なペースです。ただしその時期は、第3週の店を押さえようとする幹事がいちばん多い時期でもあります。
第3週を本命に置くなら、約12%しかいない10月組に入るのが安全です。10月のうちに開催週と参加者の範囲だけ決めて出欠表を共有し、11月上旬には日を確定させておきます。この順番なら、多数派が動き出す前に店を押さえられます。幹事の作業を全体で把握したい場合は忘年会幹事のやることリスト完全版から辿ってください。
コピペ用: 開催日を決めるまでのチェックリスト
- 第2週〜第4週から本命の週を1つ決める(迷ったら第3週)
- その週の水曜・木曜・金曜を軸に、候補日を5〜8個並べる
- 24日・25日、26〜28日、29〜31日を候補から外す
- 自社の締め日と給料日前の日を外す
- 役職者・主役の出張予定だけ先に口頭で確認する
- 出欠表を作ってURLを共有する(登録不要・無料)
- 締切を「◯月◯日まで」と本文に書く(共有から3〜4日後)
- 最多の⭕️が付いた日で店に問い合わせる
- 日と会場が決まったら、同じグループにもう一度共有する
- 開催後2〜3日以内に会費を精算する
最後の精算は日程と切り離されがちですが、立て替えを年内に片付けないと、集金の連絡だけが1月に残ります。金額を入れると送金の組み合わせが決まるwalicaはディットと同じ開発者が作っていて、こちらもURLを共有するだけで使えます。
よくある質問
Q. 忘年会は12月の何週目にやるのが多い?
第3週(15〜21日)が最多です。ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ・n=376)では、12月の候補日のうち第1週11.4%、第2週25.0%、第3週31.4%、第4週22.1%、第5週10.1%という分布でした。第2週から第4週までで約8割を占めます。
Q. 忘年会は金曜や土曜にやるべき?
週末にこだわる必要はありません。ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ)では、12月の候補日376個のうち306個(81.4%)が平日で、土曜37個・日曜33個でした。翌日が休みの金曜が人気とする解説は多く見られますが(ginza-cruise.co.jp、jpnculture.net)、候補日を金曜と土曜だけに絞ると成立する日が一気に減ります。
Q. 12月で避けたほうがいい日は?
クリスマスの24日・25日、年末進行と重なる26〜28日、帰省と店の休業が重なる29〜31日です。12月下旬は繁忙期のため出席率の低下を懸念して避けられる傾向があるとされています(catering-selection.jp)。加えて自社の月末締め日と給料日前も外すと、参加率と会費の集めやすさが上がります。
Q. 忘年会の日程はいつ決め始めればいい?
ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ)では、忘年会の出欠表が作られた月は10月が約12%、11月が約56%、12月が約32%でした。11月に出すと最も多い層と同じタイミングになります。候補日が集中する第3週を狙うなら、少数派の10月組に入って先に日を確定させるほうが店を選べます。