忘年会はいつやる?12月の候補日は第3週に集中【実測】
忘年会を12月のどこにするかは難しい問題です。ここで決めきれないと、店も候補日も後手に回ってしまいます。
おすすめは12月の第3週(15〜21日)です。過去のディットのデータを見ると、この週に多くの忘年会が集中していました。
今回は、開催日をこれから決める幹事に向けて、12月のどの週を狙うかの決め方をご紹介します。
12月の候補日は、10個に3個が第3週
「忘年会は12月中旬」とはよく言われますが、2週目と3週目のどちらが多いのかまでは、たいてい書かれていません。
ディットに実際に登録された12月の候補日を週で割ると、こうなります。
- 第1週(1〜7日): まだ忘年会の空気になりきらない。その分、店は選べる
- 第2週(8〜14日): 第3週が押さえられなかったときの受け皿になる週
- 第3週(15〜21日): 候補日として最多。同じ週を狙う幹事が多く、店の取り合いも激しい
- 第4週(22〜28日): クリスマスと年末進行に挟まれ、欠席理由が増える
- 第5週(29〜31日): 帰省と店の年末休業が重なり、候補に挙げにくい
第2週から第4週を足すと、およそ8割です。12月の忘年会は、ほぼこの3週間に押し込まれています。
この偏りは店の空き状況に跳ね返ります。第3週の金曜に断られたとき、次にかける店も同じ日が埋まっている確率が高いからです。
候補日が集中している週は、代替案まで同時に潰れます。
人数が30人を超えると、そもそも入れる店の総数が少ないのでさらに厳しくなります。条件の詰め方は忘年会の大人数のお店選びへ。
候補日の10個に8個は平日
週が決まったら次は曜日です。12月の候補日は10個のうち8個が平日で、土日を足しても2割ほどでした。
「金曜か土曜にやるもの」と考えると候補が足りません。かといって金曜だけを3週分並べると、1人が1つ予定を持っているだけでその週が消えます。
- ✖️ 12/4(金)・12/11(金)・12/18(金)
- ⭕️ 12/9(水)・12/10(木)・12/11(金)・12/17(木)・12/18(金)
出典: ディットの実測データ(全期間・回答が付いた出欠表のみ。12月の候補日376個のうち平日306個・約81%、土曜37個、日曜33個)。年間を通した集計は日程調整の実測レポートへ。
12月で外したほうがいい日
「クリスマスと年末は避ける」で終わらせると、実際に候補表を作るときに手が止まります。
| 外す日 | なぜ外すか |
|---|---|
| 12月24日・25日 | 家族や恋人の予定と真正面からぶつかる。店側もクリスマス営業で通常の宴会プランを止めることがある |
| 12月26〜28日 | 年末進行の追い込みと重なる。12月下旬は繁忙期で出席率が落ちるため避けられる傾向があるとされている(catering-selection.jp) |
| 12月29〜31日 | 帰省が始まり、同時に年末休業に入る店が増える。参加できる人と開いている店が両方減る |
| 自社の月末締め日・月初の締め切り | 経理や営業が残業に入る。特定部署だけごっそり欠席になる |
| 給料日前(多くの会社では20〜24日ごろ) | 会費の負担感がいちばん強い時期。当日の集金も渋られやすい |
| 月曜・火曜の夜 | 翌日以降も平日が続くため、参加そのものと二次会のハードルが上がる |
| 繁忙ピークが読める部署の山場(決算・棚卸し・納品日) | 主役級のメンバーが揃わないまま日が確定してしまう |
この基準で12月を削ると、残るのは第2週から第4週前半の水曜・木曜・金曜あたりです。
第3週の金曜が最有力になるのは、避ける条件を機械的に当てはめた結果でもあります。だからこそ、同じ日に他社も集まります。
少数派の第1週・第5週を選ぶとどうなるか
第1週と第5週は、それぞれ候補日の1割ほどしかありません。避ける幹事が多いぶん、店の側には枠が残っています。
| 週 | 選ぶとどうなるか |
|---|---|
| 第1週 (1〜7日) | まだ忘年会の空気になりきる前。店が通常営業のプランで受けてくれることも。ただし11月中に日程を固める必要がある |
| 第5週 (29〜31日) | 帰省と年末休業が重なるので現実的ではない。「仕事納めのあとの一杯」として短時間で組むなら成立する |
第3週が押さえられなかったときの移動先は、第2週か第4週の前半です。この2つで半分近くを占めていて、店もこの時期は忘年会向けのプランを用意しています。
第1週まで下げるなら、日程の確定を1ヶ月前倒しする覚悟が要ります。
開催週を決めてからの逆算メモ
開催週が変われば、出欠表を出す時期も店に電話する時期も丸ごとずれます。
| 開催週 | 出欠表を共有 | 出欠の締切 | 店の予約 |
|---|---|---|---|
| 第2週(8〜14日) | 10月下旬〜11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月上旬までに仮予約 |
| 第3週(15〜21日) | 10月下旬〜11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月中旬まで。30人超や個室希望なら10月中に仮押さえ |
| 第4週(22〜28日) | 11月上旬 | 共有から3〜4日後 | 11月中旬〜下旬 |
締切を短く置くのは、店の確保に使える日数を増やすためです。1週間空けても、最後の数人はリマインドしないと動きません。
締切の書き方と店の予約時期は忘年会幹事のスケジュールと忘年会の予約はいつから?へ。
第1週や第5週を狙うなら、この表を1週間ずらすだけでは足りません。第1週は12月に入る前に日程を固める必要があります。
日程を動かす幹事は11月に集中する
いつ開催するかと同じくらい効くのが、いつ動き出すかです。
忘年会の出欠表は半数以上が11月に作られています。11月に動けば標準的なペースですが、第3週の店を押さえる動きが最も集中する時期でもあります。
第3週を本命にするなら、1割ほどしかいない10月組に入るのが安全です。10月のうちに開催週だけ決めて出欠表を共有し、11月上旬には日を確定させます。
幹事の作業を全体で把握したい場合は忘年会幹事のやることリスト完全版から辿ってください。
コピペ用: 開催日を決めるまでのチェックリスト
- 第2週〜第4週から本命の週を1つ決める(迷ったら第3週)
- 本命の週とその前後の週から、水曜・木曜・金曜を軸に候補日を5〜8個並べる
- 24日・25日、26〜28日、29〜31日を候補から外す
- 自社の締め日と給料日前の日を外す
- 役職者・主役の出張予定だけ先に口頭で確認する
- 出欠表を作ってURLを共有する(登録不要・無料)
- 締切を「◯月◯日まで」と本文に書く(共有から3〜4日後)
- 最多の⭕️が付いた日で店に問い合わせる(30人超や個室希望なら候補日を出す時点で仮押さえしておく)
- 日と会場が決まったら、同じグループにもう一度共有する
- 開催後2〜3日以内に会費を精算する
よくある質問
Q. 忘年会は12月の何週目にやるのが多い?
第3週(15〜21日)が最多で、12月の候補日の10個に3個がこの週でした。
第2週から第4週までで8割を占めます。第1週と第5週は、それぞれ1割ほどです。
▶ 全期間・回答が付いた出欠表に登録された12月の候補日376個
Q. 忘年会は金曜や土曜にやるべき?
週末にこだわる必要はありません。12月の候補日は10個のうち8個が平日で、土日を足しても2割ほどでした。
翌日が休みの金曜が人気とする解説は多いのですが、金曜と土曜だけに絞ると成立する日が一気に減ります。
Q. 12月で避けたほうがいい日は?
クリスマスの24日・25日、年末進行と重なる26〜28日、帰省と店の休業が重なる29〜31日です。
加えて自社の月末締め日と給料日前も外すと、参加率と会費の集めやすさが上がります。
Q. 忘年会の日程はいつ決め始めればいい?
忘年会の出欠表は、10個のうち6個近くが11月に作られています。11月に出すと、最も多い層と同じタイミングです。
候補日が集中する第3週を狙うなら、少数派の10月組に入って先に日を確定させるほうが店を選べます。